部下の日記

遊んでいるのがバレると上司(@fijigoco2255)に課題を出されるそんな部下(@bukataya3)の雑記置き場です

CEATEC再来よろしくデブサミへ行ってきた~一日目~

私の働いている会社に、卵型のおじさんがいるんですけど、

聞くところによるとすごい人らしいのですけれど、その人にレポートを頼まれて今回はせ参じたのはデブサミ

Developers Summit なんか知らんけど要はエンジニアが集うサミットみたいです。

卵型おじさん「デブサミ行ってレポートお願いします!」

上司「行ってきます(部下が)」

部下「(私まだ何も言ってない・・・)」

ということで申し込み、デブサミ当日

上司「何?今日外出なの?どこ行くの?」

部下「デブサミです」

上司「そういえばそうだった」

部下「(ソ^▽^)ナ」

 

event.shoeisha.jp

ということで以前書いたCEATECよろしく、

エンジニアという肩書きだけど何もわかってない部下のデブサミ突入レポ~一日目~です(ソ^▽^)ナ

 

初日の最初の講義は

サイボウズ株式会社 大阪開発部 部長の岡田勇樹さんによる

「エンジニアが働きたい場所で働けるために、チームに必要なこと」

部下的導入の要約をすると

■ 東京とか地方とかいろいろなところで働いてたけど大阪戻りたいから仕事やめようとしたら大阪に開発拠点作ってもらえちゃった☆

■ ってことで大阪と東京のエンジニアメンバーごちゃ混ぜになってチーム作ってるよ、しかも週3くらい在宅ワークしてる人もいるよ~

■ それで仕事回るのかって?大丈夫!それで仕事が回ってるから今日はその話をしに来たんだよ!

って感じらしいです。

在宅ワーク、いいですよね。昨今「働き方改革」だったり「長時間労働削減」とか現在の勤務体系そのものの変化が注目されている中で、在宅ワークのような働き方がもっと広がればいいなと部下も思います。

サイボウズも在宅勤務やチーム間の人間が離れたところに済んでいる中で仕事をしていく中にはいろいろな工夫をしていて、それを「ワークスタイル改革の三大要素」と呼んでいました。

 

☆★ワークスタイル改革の三大要素★☆

【ツール】VPN、持ち出しPCのIC認証、テレビ会議、Slacksなどのチャットツール、グループウェア

【制度】セキュリティ規則、選択型人事制度、突発的な在宅勤務(台風や看病、荷物が届く)

【風土】チャレンジして改善する文化、多様性を認め合う文化、公明正大(嘘をつかない、ごまかさない。質問責任、説明責任)、自立

 

自由な働き方をするために必要な物理的準備として【ツール面】、それを会社として認める【制度】、そしてそれを実行していく人々が実行していこうと思える【風土】

これらが全て揃っていないと働き方を自由にしていくという改革は難しい、ということなんですね~

ここで疑問が。

まあ確かに、在宅ワークやシフト勤務がしやすくなれば働く側としては万々歳だし、通勤に片道2時間かかっている部下としてはもう両手放しで大喜びなわけでありますが、本当にそれが会社にとっていいのかもわからないですし、他の会社もこの三大要素を真似すれば簡単に改革できるの?なら今すぐしよ?とも思いますし、何事もいいことばっかりじゃなくて当然デメリットもあるでしょ?という疑問が生じるわけです。

 

実際サイボウズさんでもこの三大要素をすぐに実現できたわけではなく、さまざまな失敗や試行錯誤を繰り返してきたそうです。
実現に向けての実際の障壁としては
【チームの作業効率の低下】対面のコミュニケーションがとれない、カジュアルな相談ができない、質問しても返事待ちのブランクタイムが生じる、必要な会議に参加できないなどから情報格差が生じる
【情報漏えいリスクの増大】持ち出しPCの紛失、公衆無線LANで通信を傍受される、クラウドサービスのアカウントがのっとられる
【心身への悪影響】特別扱いされて周囲の目が気になる、陰口をたたかれているかも・出世に影響するかもと思ってしまう、自己管理できないと働きすぎてしまう、メリハリをつけられない
【マネジメントの難易度上昇】成果で評価する必要がある、職種によっては評価が難しい、マイクロマネジメントができない
等が挙げられたそうです。
これらを時間をかけて解決してきたからこそ、今の働き方があるってわけなんですね。

まあ、正直全てに関して問題なく、誰にでもできて最高ならみんなやってますし。
いろいろな障壁を乗り越えて変革をもたらすからこそ見えてくる未来というものもあるわけで、メリットとデメリット、両方を理解しておけばいいのかなって思います。
会社によって、チームによってスタートラインは異なるわけで、ということは解決しなくてはいけない問題や越えなくてはいけない壁もまったく変わってくるわけですし。
だからこそサイボウズさんが提唱する「ワークスタイル改革の三大要素」を軸にいろいろと頑張ってみましょうねって話でした!

 

その後は株式会社ブレインパッド テクノロジー&ソフトウェア開発本部 基盤開発部 部長で、TFUG(TensorFlow User Group)の下田倫大さんによる

AI礼賛時代にエンジニアいかにしてサバイブすべきか

を聴講してきました。

スライドが上げられていました。ありがたい。

ありがたいのでまたあとでまとめます!!!!!!

speakerdeck.com