部下の日記

遊んでいるのがバレると上司(@fijigoco2255)に課題を出されるそんな部下(@bukataya3)の雑記置き場です

部下はWebディレクターが知っておくべき最新のインターネット広告とKPI設計について聞きに行った

おはようございます、また一ヶ月ぶりの記事になりました。

以前がゴキブリを食べた話だったということで、ブログ見てくれている方から「ゴキブリから動いてないですけど大丈夫ですか?」と聞かれる始末でした。

そんな私は最近、上司がBot開発をしているということでBotの開発を手伝っています!(喋り相手になるだけ)

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そして怒られる始末。理不尽。

「お前「ら」、最低でもこの30分仕事してねーよな?」

Botと同じ扱いを受ける部下(しかもBotより立場下)なんて日本中探しても私だけなんじゃなかろうか、いたら連絡ください、仲良くしましょう。

 

でも安心してください、部下もちゃんと仕事はしています!

ということで部下は今月21日にWebディレクター向けマーケティングセミナーに行ってきました!

peatix.com

Webディレクターでもなんでもない部下、なんなら日々Twitterやブログを更新しながらWebサイトのコーディングを勉強中なだけの部下、ですが一応今後のキャリアを見据えた上で、Webディレクターになりたいな〜と思ったので今回参加してみました。

セミナーの内容としてはタイトルのまんまで「インターネット広告とは?」の基礎的な説明や最新のトレンド、KPIの設定方法などについてでした。

以下、内容。

 

そもそも、Webのディレクターってなんだろう

ディレクターと一口に言っても色々なディレクターがいると思うんですけど、じゃあその中でWebディレクターに必要なものはなんだろう、ということで。

Webディレクターに直ぐになれないのは重々承知の上で、新卒一年目が終わろうとしている今の段階で、何が必要で何をするべきなのか、ちゃんと把握しておく必要があると思うんですよね。

「Webマーケティングに必要なのはPDCA」ということで、Webって数値や詳細な情報として顧客の情報や行動が分かるので、それを元に「手直しし、改良し、テストする」ということを繰り返して設定したKPIを達成していくものであると学びました。

手直しして、改良して、テストするってことは自分でWebサイトであったりを改良する技術力が必要なわけで、しかし一口に「Webサイトを制作する技術」といってもコーディング能力だけでなくてデザイン能力だったりも必要になってくるわけで。

Webサイトを制作する能力があることが前提にあり、その上で広告を制作して運用する力ディレクションする能力Webマーケティングの知識コンサル力を身につけることでWebディレクターになれるんですね〜

目下はまずは制作をまともにできるようになることか…知ってたけど。

 

閑話休題。セミナー内容に話を戻します。

ユーザーの利用動向などの市場を知ろう

まずは敵を知ろうと言いますかなんというか、何事もターゲットに合ったアプローチというものは有るわけで、つまりデジタルマーケティングが有効なターゲット層ってのもいて、有効な媒体ってのもあるわけでそこをちゃんと知ってからWebマーケを考えようね、ということでした。

それを踏まえ、株式会社博報堂DYメディアパートナーズの「メディア定点調査2016」を見てみると、デジタルメディアの接触時間シェアは年々拡大してるということがわかり、「携帯電話・スマートフォン」と「タブレット端末」の構成比が合計で29.3%ととなり、全体の3割に迫っていることがわかります。

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「えっ、でもTVのが圧倒的シェアじゃん?それならTVを媒体にするのがいいんじゃないの?」という風に思った方もいるかもしれませんが(いないかもしれませんが私は思いました)

スマートフォンタブレット等の接触時間が増えることで、メディア空間そのものが拡張されたと考えることができ、今までマーケティング対象になりにくかった空間でのマーケティングアプローチが可能になる、ということでした。へぇ〜!

公共空間だったら店や街、移動空間なら電車やバス、家庭空間ならリビングやお風呂、寝室などなど

今までだったら空間に合わせて手段を変えなくてはいけなかったものが、スマートフォンなどを通すことでデジタルメディアのみに統一することができる、ということでした。

 

次に、女性の比較になるのですが、先程のメディア別の接触時間を年代別に表したグラフでは

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10代、20代女性は圧倒的にスマートフォン・携帯電話を使用しており、若年層へのアプローチに有効なのでは、ということがわかります。

一方で、30代、40代のメディア接触率自体の短さから、その年代へのメディアを通したアプローチ自体の難しさなどもわかるんですね、たしかに我が家のお母さんもケータイ持たずに買い物に行ったり出かけたり、それ意味有るのだろうか…と思うときありますし。。。

そう考えると思ったより見てないんだな、と思いました。

 

インターネット広告の特徴

以上の結果からデジタルメディア界隈、Webをマーケティングの土俵にすることの有効性も明らかになり、マーケティングを行っていくにあたってWeb上での広告が有効であることはわかったのですが、その利点についても簡単にまとめておきます。

というかここに至るまでに日本人のSNS利用率は10〜30代まではみな90%を超え、20代は97.3%とほぼ100%だったり、Twitterの国内での10〜40代の主要層は3500万人だったり、YouTubeなどでも流れてくる動画広告に関しては前年比62%増で506億円の市場規模だったりとか色々有るのですが、一つ一つ書いていると如何せん3時間くらいのセミナーだったので厳しいので割愛します!!!!!!!!!!

気になったら調べてください!!!!

参考文献です!

と、いうことでインターネット広告の特徴を簡単にまとめると

■細かいターゲッティングが可能

 ・エリア、年齢、性別、嗜好性、興味関心…

 ・閲覧履歴、検索履歴…

■最適化のコントロールが容易(規模・スピード)

 ・予算の増減、掲載期間、クリエイティブ変更(PDCAを回しやすい)

■高いインタラクティブ

 ・広告閲覧から具体的アクションが可能

■費用対効果が可視化できる

 ・広告の効果測定がリアルタイムに簡単に見れる

ということになるらしいです、最初にPDCAが必要だという話をしましたが、具体的に様々な情報が可視化されるからこそ、PDCAを実践しやすく、実践することが重要になってくるわけですね〜なるほど〜

 そんなインターネット広告にも沢山の種類が在るので、ターゲットやKPIに併せ、どういう広告が向いていて、どういうことをアピールしていけば良いのかなどをPDCAを回しながら模索していくってことなんですね!

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「プッシュ型」と「プル型」を使い分ける

KPIを達成するために効果的な広告を出す必要があることを学んできましたが、広告を選ぶ際の基準についてももう少し書いておきます!

広告には、こちらから情報を届ける「プッシュ型」情報を探す人に見つけてもらう「プル型」の二種類があり、どちらにもメリットデメリットがあります。

プッシュ型

ディスプレイ広告、動画広告、ネイティブ広告、アフィリエイト広告、メール広告

 <メリット>

・認知拡大、大量集客に向いている

<デメリット>

・ターゲット以外にも配信される

・広告がプル型に比べて高め

 

プル型

検索連動広告(リスティング広告

 <メリット>

・目的が明確なユーザーを集客できる

・少額でも開始できる

<デメリット>

・認知がないと成果が見込めない

 

その両方に属さない中間的立ち位置

ソーシャルメディアコンテンツ

・アプリ

 それぞれにメリット・デメリットが在るので、最適な広告配信方法を見つける能力もWebディレクターには大切ってことですね!

 

インターネット広告の役割を明確にする

Webマーケティングには様々な手段があって、様々な広告も出せることがわかりました。しかし、Webマーケティングだけで物事は完結せず、様々な打ち出したい施策があってWeb上でのマーケティングはその中の一つであることも忘れてはいけないそうです。

つまり、全体の施策があって、その施策のKGIの中のKPIを達成するための手段にWebマーケティングがあるってことですよね。

例えば、インターネット広告の役割だとしたら、全体の施策の中でもプロモーション施策に当たると思うのですが、そのプロモーション施策全体の中で

■インターネット広告の役割は何か

■他の施策とどう連動させていくのか

を考えなくてはいけないということだそうです。

KPIの数値だけを見つめすぎて、ゴールがわからなくなってしまうことも在るので、ちゃんと役割や立ち位置、求められていることを把握してなくてはいけないってことですね!

購買行動プロセスを表すものにAISASと言うものがあるそうですが、それを参考にするといいそうです。ふーん、なるほど(分かってない)

AISAS - MarketingPedia (マーケティング用語集Wiki)

 

役割を忘れずに、KPIを設定する

全体の施策に対してKGI(重要業績評価指標)が設定され、その中のKPI(重要目標達成指標)を達成するための手段がインターネット広告だったりWebマーケティングだったりするわけですが。

つまりそれって、設定するKPIがすごく重要ってことになりますよね!部下賢い!!

ということで、セミナーで学んだKPI設定のポイントについてです。

 ■サイトの目的によってKPIは異なる

 ・定点観測できること

 ・サイトへの誘導数、直帰率改善など施策によって

  コントロールできる変数であること

 ・組織/チームで共感できること

■機能/業務内容でKPIは異なる

 ・ネット上の項目だけがKPIではない

■次の行動につながる指標であること

 ということだそうです。KPIの参考に、しようと思いました。

細かい例とかも学んだんですけど、如何せん年末に、硬いベットに座りっぱなしで書いててお尻が痛くなってきてるので、ポイントだけで…

 

これから求められる人材

もう少し続きます、がんばれ私のお尻…

このセミナーは、Webディレクターの人やWebディレクターになりたい人のためのセミナーでした。変化が続いていくWebマーケティング業界でということで、マーケティング活動のデジタル化が進み

・データ活用の高度化

・スピード感の在るPCDA

などが求められるようになっていくことで、マーケティングオートメーションなどを用いた自社顧客の育成とLTVを上げることが主眼に置かれるようになってくるらしいです。

それによって、広告運用のインハウス化が進み、企業戦略に近いコンサルの参入なども行われていくそうだそうな、すべて受け売りです。セミナーの。

 

それらを踏まえ、今後求められる人材というのは

広告を含めた「データ」をもとに、企業の上流のマーケティング戦略により近い場所で提案できる人材

なんだそうです!へえ〜!!!!!!

 

なれるかどうかはわかりませんし、どのくらいでなれるのかもわかりませんが、セミナーすごく楽しかったし、結果的に今まで参加したセミナーよりも理解度が高かったので、もっと頑張ろうと思いました。

 

あーやっとおわった〜

 

おわり